ARMA3 フィールドマニュアル: Organization 編制

ミッションで使える部隊の編制を記載します。これらは包括的なテンプレートであり、任務や状況に応じて別の隊が組み込まれるなど柔軟に変更されます。

目次

アメリカ陸軍

歩兵ライフル小隊

歩兵ライフル小隊は攻撃、防衛、安定化などの任務に適していて、全世界のどこでも地上作戦が可能です。歩兵はすべての地形と天候で運用でき、特に都市部では効果的に発揮するほか、敵の後方へも侵入可能です。各ライフル小隊は 1 つの小隊本部班と 3 つのライフル分隊、1 つの武器分隊で成り立ちます。

歩兵分隊ファイア チーム

チームリーダーグレネーダーオートマチック ライフルマンライフルマンの 4 人からなるファイア チームは、小隊のチームとして戦闘できるよう設計されています。小隊や分隊の動きは全てチームによって成り立っています。

チームはほぼ自己完結で戦闘ができるようになっており、オートマチック ライフルマンは持続的な射撃で敵の機動を押さえます。ライフルマンは精確な射撃で敵を無力化したり、ロケット ランチャーを運用します。グレネーダーは局所、または広範囲に向かって間接射撃でりゅう弾による火力支援を行います。リーダーはチームを率います。

歩兵分隊

歩兵分隊は 2 つのファイア チームと、1 人の分隊長で構成されています。これは 1 つのチームが援護射撃中に、別のチームが有利な位置を確保するために機動するといった動きが可能になります。通常、M136 や M72 といったランチャーはライフルマンが所持します。

歩兵武器分隊

武器分隊は小隊の機動を援護する分隊です。2 つの機関銃チームと CCMS チーム、1 人の分隊長で構成されています。

汎用機関銃チーム

ガンナー補助ガンナーの 2 人が汎用機関銃チームです。武器分隊は 2 つの汎用機関銃チームを備え、小隊に制圧射撃を中距離から 1,100 メートルまでの範囲へ提供できます。この能力は日中および夜間、悪天候下でも有効です。

なお汎用機関銃は M240 シリーズを指し、アメリカ陸軍では M240B または軽量仕様の M240L が使われます。

近距離戦闘チーム

ガンナーと弾薬手の 2 人が近距離戦闘ミサイル(CCMC、Close Combat Missile)チームです。現在は Javelin ミサイル システムを使用しています。武器分隊は 2 つの近距離戦闘チームを備え、小隊に極めて効果的な、対戦車・対掩体能力を寄与します。この能力は日中および夜間、悪天候下でも有効です。

迫撃砲セクション

2 門の 60mm 軽迫撃砲が配置されています。セクションには 2 つの迫撃砲分隊があり、分隊長、ガナー、弾薬手の 3 人が 1 つの分隊となります。セクション リーダーは、第 1 分隊長が兼任します。レンジャー連隊の場合は 1 門になります。

歩兵武器小隊

武器小隊には 2 つのセクションからなる分隊が 2 つあり、各分隊は 4 人の兵士と重火器を搭載した車両を運用します。

機械化歩兵小隊

Bradley 歩兵小隊は乗車部隊や、Bradley 戦闘車両によって支援、または独立して行動できる降車部隊という多彩な能力があります。Bradley 戦闘車両は極めて強力な武器システムを部隊に提供し、長距離の敵勢力を撃破できます。また降車部隊に支援を提供しつつ、近距離での戦闘においても敵を撃破できます。

機械化歩兵小隊は 4 両の Bradley 戦闘車両を保有し、2 つの部隊へと分割されます。2 つの部隊は互いに機動を援護などが可能です。1 つのライフル分隊が降車中は乗車部隊が支援射撃し、敵を無力化できます。

乗車部隊

乗車部隊は 4 両の Bradley で構成され、2 つのセクションに分離されます。

  • A セクションは小隊長がセクション リーダーとなり、2 両目が僚機になります。
  • B セクションは小隊付き軍曹ががセクション リーダーとなり、4 両目が僚機になります。

降車部隊

9 人からなる 3 つのライフル分隊が降車部隊です。ファイア チームにいる 1 人のライフルマンは対戦車特技兵として指定され、Javelin 近距離戦闘ミサイルを運用します。分隊にいる他のライフルマンは選抜射手になります。

なお分隊は任務に応じて Javelin や M240 汎用機関銃を運用することもあります。

Stryker 歩兵小隊

Stryker 歩兵小隊は乗車部隊や、Stryker 戦闘車両によって支援、または独立して行動できる降車部隊という多彩な能力があります。Stryker は高い機動力を用いて歩兵を輸送でき、遠隔武器操作システムを使い軽装甲車両の破壊、降車部隊への支援、近距離で敵を撃破できます。

小隊はさまざまな作戦環境で戦闘に備える必要があります。1 つの分隊が降車部隊になり、乗車部隊は降車部隊が敵へ接近し撃破できるよう火力支援を行います。図では乗車部隊と後者部隊を示しています。

小隊指揮班は小隊長小隊付き軍曹無線通信手、そして派遣された火力支援チームと小隊付きコンバット メディック(小隊付きメディックは含まれません)になります。小隊長は小隊とその全ての武器システムに責任があります。小隊付き軍曹は小隊の最も古参下士官で、部隊の副隊長となり小隊長が乗車部隊になっている場合は、歩兵分隊の降車部隊を率います。また小隊長が不在の場合は、小隊長として活動します。

各ライフル分隊は 10 人の兵士からなる 3 つのチームと分隊長で構成されています。2 つのファイア チームがあり、各チームのライフルマンは対戦車火器、もしくは選抜射手になります。そして 3 つ目のチームは車長と操縦手です。

3 つ目のチームを率いる車長は ICV と呼ばれる Stryker の歩兵輸送型を管理し、防衛火器を操作します、なお分隊長が乗車していない場合は車両の責任を負います。操縦手は車両を車長が指示するとおりに走行し、どんな地形でも安全に通行させ、歩兵分隊を展開位置まで運搬します。

武器分隊

武器分隊は 2 人組からなる 2 つの汎用機関銃チームと車両チーム、そして分隊長で構成されています。武器分隊の主任務は小隊のライフル分隊が行なう機動を精確な火力で援護することです。汎用機関銃はガンナーと補助ガンナーから成り立ち、有効射程が 800 メートル以上の M240 シリーズを装備しています。小隊長は必要に応じて武器分隊へ火力支援中の安全を確保します。

重迫撃砲セクション

SBCT の歩兵ライフル中隊にある、重迫撃砲セクションは 2 両の 120mm 迫撃砲を搭載した MC 仕様をそれぞれ 5 人の兵士で運用します。1 両目の MC はセクション リーダーと分隊長兼ねています。また 60mm 迫撃砲を展開することもあります。

対戦車誘導ミサイル小隊

SBCT 武器部隊にある対戦車誘導ミサイル小隊は敵勢力に対し長距離で対装甲戦闘か、反撃を行います。小隊には 3 両の対戦車誘導ミサイルを搭載した ATGM 仕様が割り当てられていますが、セクションや戦闘部隊を持っていません。部隊には小隊長と小隊付き軍曹、分隊長が割り当てられ、車両は車長を兼ねるリーダー、ガンナー、ドライバー、補助ガンナー兼ローダーの 4 人で運用します。

MGS 小隊

Mobile Gun System 小隊は歩兵と騎兵部隊を精密な長距離射撃で直接支援する部隊です。強固に防衛された敵の掩体や火点、狙撃位置を長射程で破壊、制圧します。また市街地や狭隘地、開墾地においては歩兵の突破地点を作り出せます。小隊には 4 両の MGS 仕様が構成し、各車両は車長とガンナー、ドライバーの 3 人で運用されます。小隊長と隊付き軍曹は隊内の 2 両へ車長として搭乗します。

SBCT 武器小隊

小隊や部隊の規模であれば 対戦車誘導ミサイルと MGS 部隊を組み合わせ増強させることもあります。その場合は 3 両の ATGM と MGS 小隊で部隊に増強。もしくは、2 両ずつの ATMG と MGS 1 両の ATGM と 2 両の MGS で 2 つの武器小隊とします。

戦車小隊

戦車小隊は 4 台の主力戦車で構成され、2 台ずつに分けられた 2 つのセクションへ分割されます。セクションリーダーは小隊長が務め、車長を兼任し Tank 1 と指定されます。小隊付き軍曹は Tank 4 の車長です。Tank 2 は小隊長の僚機、Tank 3 は隊付き軍曹の僚機になります。

射撃小隊

射撃小隊は3 つの Paladin 分隊と指揮班、FDC/POC、弾薬分隊で構成します。Paladin 分隊は M109A6 Paladin 自走榴弾砲が 3 両で 1 分隊です。射撃小隊 2 つと中隊指揮分隊、補給分隊で中隊になります。Paladin を主力とする砲大隊は、戦車や機械化ともに旅団戦闘団 (ABCT) です。

中隊

中隊はいくつかの小隊と分隊からなりたっていますが、ゲームではあまり使用されないので参考程度になります。

歩兵ライフル中隊

機械化歩兵中隊

SBCT 歩兵ライフル中隊

SBCT(Stryker Brigade Combat Team、ストライカー旅団戦闘団)

SBCT 武器部隊

戦車中隊

アメリカ海兵隊

ライフル小隊

各ライフル小隊は 4 人からなる 1 つの小隊本部班と 3 つのライフル分隊で成り立ちます。

歩兵分隊ファイア チーム

各ライフル分隊にはチームリーダー兼グレネーダーとオートマチック ライフルマン、補助オートマチック ライフルマン、ライフルマンの 4 人からなるファイア チームが配置されています。

歩兵分隊

歩兵分隊は 3 つのファイア チームと、1 人の分隊長からなる 13 人で構成されています。

武器小隊

武器小隊はライフル中隊に組み込まれていて 4 人からなる 1 つの小隊本部班と機関銃セクション、迫撃砲セクション、強襲セクションの 3 つから成り立ちます。武器小隊はライフル中隊を火力支援し、中隊へ機関銃や迫撃砲、ロケット攻撃、対装甲防衛を提供します。

機関銃セクション

機関銃セクションはセクション リーダーを持ちませんが、分隊長と隊付き軍曹が配置された機関銃分隊 3 つから成り立ちます。各分隊はチーム リーダー、ガンナー、弾薬手の 3 人からなる 2 つの機関銃チームがあります。

迫撃砲セクション

迫撃砲セクションはセクション リーダーと、3 つの迫撃砲分隊から成り立ちます。60mm 軽迫撃砲を運用するこの分隊は分隊長兼ガンナー、補助ガンナー、弾薬手の 3 人から構成されます。

強襲セクション

強襲セクションはセクション リーダーと、3 つの強襲分隊から成り立ちます。Mk153 SMAW を運用するこの分隊は、分隊長を兼ねるガンナー (RHS のアサルトマン)、補助ガンナー、チーム リーダー兼ガンナー、補助ガンナーの 4 人から構成されます。なお今後 4 年間で M3 MAAWS に置き換えが行われます。

迫撃砲小隊

武器中隊の迫撃砲小隊は、81mm 迫撃砲を 2 つのセクションで運用します。各セクションは 81mm 迫撃砲を 1 門持つ迫撃砲分隊が 4 つと、前線観測員などからなるセクション指揮班から構成されます。

重機関銃小隊

武器中隊の重機関銃小隊は、大隊に大口径の機関銃とてき弾を使った火力支援を提供。使用火器は車載や地上設置のどちらでも運用でき、1 つの小隊や分隊として行動可能です。多くの場合、小隊はライフル中隊へ増強され混合対装甲チームか機動強襲小隊として機動部隊の中核となります。

対装甲小隊

武器中隊の対装甲小隊は大口径の長距離対戦車能力を提供。使用火器は車載や地上設置のどちらでも運用でき 1 つの小隊やセクションとして行動可能です。多くの場合、小隊はライフル中隊へ増強され混合対装甲チームか機動強襲小隊として機動部隊となります。

小隊は小隊本部班と Javelin セクション、TOW セクションの 2 つで成り立ちます。

混合対装甲小隊

混合対装甲チームの混合対装甲小隊は、小隊指揮班と 2 つの重機関銃セクション、TOW セクションで構成されます。各セクションはセクション リーダーと隊付き軍曹、2 つの分隊があります。分隊はそれぞれ 4 台の車両が配置されていますが、運用人数がそれぞれ異なります。

機動強襲小隊

機動強襲小隊は小隊指揮班と 2 つの機動セクションのみで構成されます。機動セクションには 2 つの車両分隊が配置され、それぞれ 2 つの車両チームを持っています。

水陸両用強襲小隊

4 台の AAVP7A1 を持つ 3 つのセクションで構成され、通常は歩兵中隊へ増強されます。セクション リーダーは配下車両の指揮と歩兵指揮官による火力支援へ応えます。

偵察小隊/フォースリーコン小隊

小隊は指揮班として小隊長、小隊付き軍曹、無線通信手、特殊装備下士官、水陸両用偵察衛生兵の 5 人が居ます。そしてチーム リーダーと補助チーム リーダー、無線通信手、補助無線通信手、スラックマン (最も若手でスタック時は 2 番手)、ポイントマンからなる 3 チームから構成されます。

また小隊には最低でも 1 人の JTAC、各チームへ JFO が存在します。なおフォースリーコンの場合は、各チームに最低 1 人の JTAC と JFO になります。

前哨狙撃小隊

前哨狙撃小隊

前哨狙撃小隊は大隊直属の本部中隊に配置され、目標に応じて歩兵中隊や小隊に組み込まれます。前哨狙撃小隊は小隊長と隊付き軍曹、無線手の指揮班と、分隊長、狙撃手と観測手からなる 1 つの分隊が 3 つで成り立ちます。組み込まれた狙撃チームは中隊長か小隊長、隊付き軍曹によって指揮され、狙撃チーム長である分隊長がチームを率います。

軽装甲偵察小隊

小隊は 4 両の LAV-25 を 2 つの分隊で運用。分隊は 2 つの斥候チームで構成されています。斥候チームと LAV-25 の乗員はそれぞれ 3 人で構成されます。

中隊

歩兵ライフル中隊

ライフル中隊には武器中隊から派遣されてくる 1 人の 81-mm 迫撃砲前線観測員、ライフル中隊の通信小隊から無線通信手、ライフル大隊の諜報セクションから情報スペシャリスト、大隊の作戦セクションから戦術航空統制班が派遣されてきます。

武器中隊

代替武器中隊

歩兵ライフル大隊は展開の際に、ある一定の直接射撃による攻撃性を保った諸兵科対装甲チーム仕様か、4 つ目の純粋な機動中隊として機動強襲中隊を採用する代替武器中隊の時もあります。

混合対装甲チーム

混合混合対装甲チームは 81-mm の間接射撃による火力支援と、重機関銃による直接射撃を組みあわせ、直接射撃能力と機動の両方を可能とします。

機動強襲中隊

機動強襲中隊は重機関銃と対装甲小隊が組み合わさります。

水陸両用強襲中隊

各小隊には 12 両の AAVP7A1 を装備し、指揮小隊は AAVP7CA1 を運用します。

偵察/フォースリーコン中隊

偵察大隊は 3 つの中隊と 1 つのフォースリーコン中隊で構成されます。

軽装甲偵察中隊

アメリカ特殊作戦軍

アメリカ陸軍特殊部隊

アメリカ陸軍特殊部隊

通称グリーン ベレーは 12 名からなるアルファ作戦分遣隊を一つのチームとし、その内訳を指揮官と副官、作戦下士官、情報/作戦補佐下士官、兵器専門家、工兵専門家、通信専門家、医療衛生専門家となります。

アメリカ海軍 SEAL

SEAL チームは 16 人で 1 つの小隊とし、2 ~ 4 人からなる小隊班と 8 人からなる 1 つの分隊があります。その内訳は 4 人のファイア チームと 2 つですが、交戦時はファイア チーム内の 2 人が分割して援護に回るバディ システムを運用しています。

Marine Raiders

レイダーは MSOT というチームがあり、内訳として指揮班のチームリーダー、チームチーフ、運用チーフ、通信チーフの 4 人、2 つある戦術エレメントとしてエレメント リーダー、エレメント副リーダー、エレメント メンバーの 2 人、SARC の 5 人です。MSOT が 4 つで 1 つの MSOC (中隊) になります。また場合において戦闘支援に EOD が 4 人、JTAC が 3 人、多目的犬チーム 2 人が増強されることもあります。

ドイツ連邦軍

Panzergrenadier

Panzergrenadier

機械化/自動車化歩兵を意味する Panzergrenadier の小隊は小隊長と無線手、MG5 の機関銃手、Pzf 3 の対戦車射手、2 人の小銃手、3 人の IFV 乗員からなる 1 個の指揮班に。分隊長と MG5 の機関銃手、Pzf 3 の対戦射手、てき弾手、小銃手の 2 人、そして 3 人の IFV 乗員で 9 人の分隊が 3 つあります。

小隊一つにつき 4 両の Marder/Puma IFV があります。また指揮班はもう一つのファイア チームとなります。

Jäger

Jäger

空挺 (Fallschirm-) や山岳部隊 (Gebirgs-) の Jäger は軽歩兵を意味しています。小隊長と隊付き軍曹、2 人の無線手、2 人の選抜射手、2 人の Pzf 3 対戦射手、2 人の運転手で指揮班に。分隊は 3 つあり、内訳は分隊長と班長、2 人の MG4 自動小銃手、2 人のてき弾手、4 人の小銃手で 10 人となり、2 つのファイア チーム (5 人) があります。

このとき車両は他部隊からの増強、もしくは一部の小銃手が運転手となります。また指揮班は 4 つ目の分隊となりえます。

オーストリア軍とネット上での情報をまとめるとこうなりました。

戦車小隊

戦車 3 両で 1 つの小隊です。各小隊は無線通信の場合 NATO フォネティック コードで呼び出しされます。第 I 小隊は小隊長を A (アルファ) とし、その僚機を A-1、続いて A-2 と呼称されます。

戦車中隊は 4 つの戦車小隊と 1 両の指揮戦車で構成されています。各小隊は編制上、ローマ数字で記載されます。

参照:

>> ARMA3 フィールドマニュアル

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