ARMA3 フィールドマニュアル: Sniper/Spotter 狙撃手・観測手

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Scout/Sniper, Spotter 前哨/狙撃手・観測手は特別な能力と装備を持ち、特別な訓練をこなした兵士を指します。狙撃手には敵に対して超高精度な射撃を行うことも含め、そのあらゆる任務は、「距離」、「規模」、「場所」、「自然」や「視界」などの環境が常に変化しているという理由から、通常の小銃手では成し遂げることができません。

目次

編制

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米陸軍の狙撃手と観測手 米海兵隊の前哨狙撃分隊

前哨/狙撃チームは大隊直属の中隊に配置され、目標に応じて中隊や小隊に組み込まれます。狙撃チームは狙撃手と観測手の2人1組(前哨狙撃兵の場合は2人1組が5つと分隊長の11人で1分隊)で行動します。組み込まれた狙撃チームは中隊長か小隊長、隊付き軍曹によって指揮され、狙撃チーム長である狙撃手または分隊長がチームを率います。

役割

  • 作戦行動を支援する。主な役割は高価値目標に対して、正確な長距離射撃をおこないます。指揮官や敵の狙撃兵、機関銃手、無線通信手といった部隊の要を排除して犠牲者を作り出すと、動きが鈍り、士気が低下し、混乱を招きます。
  • 情報の収集をする。副次的な任務として、戦場の情報を上級部隊などへ報告します。
  • 一撃必殺。理想的な環境として、一回の射撃で目標を排除します。一度だけの唐突な射撃で、狙撃手の位置を特定するのは非常に困難だからです。
  • 頻繁に移動する。戦場の動きに応じて、射撃の間に移動します。可能であれば素早く新しい射撃位置に移動します。1 つの戦術として、射撃をして自らの位置を露呈させ、次の射撃位置へ移動して前の射撃位置を攻撃できる場所に移動するという方法もあります。
  • 火力支援をする。海兵隊の前哨狙撃分隊は狙撃と偵察だけでなく、砲撃や航空火力支援の誘導も行います。

狙撃手に求められるのは

  • 高価値目標に対して、高精度の狙撃銃を使い狙撃をする
  • 指定された目標の発見と選定
  • 目標までの距離を算定する
  • 交戦できるよう正しいエレベーションとウィンデージ ダイアルを操作できる
  • 観測手の指示を聞く
  • 偵察情報を上級部隊に報告する
  • 隠蔽/射撃位置を選定する
  • 隠蔽位置までの移動経路を計画する
  • 隠蔽位置から脱出地点までの経路を計画する

観測手に求められるのは

  • 高倍率の観測スコープと、グレネード ランチャー付きの小銃を装備し、火力支援をする
  • 狙撃チームの安全を確保する
  • 適切な目標を選択する
  • 目標までの距離算出を補助
  • 環境による弾道の変化を計算し、狙撃手に伝える
  • 射撃結果を評価する

装備

代表的な装備を挙げます。全ての装備は別紙を参照してください。

武器

GM6 Linx
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セミ オートマチック式の狙撃銃。口径は12.7mm。弾薬は12.7x99mm。

M110
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アメリカ軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬はM118 Long Range。

M200 Intervention
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アメリカ軍で使われるボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は.408 CheyTac 419 gr Lost River。

M24 SWS
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アメリカ軍で使われるボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬はM118 Long Range。

T-5000

ロシア軍で使われるボルト アクション式の狙撃銃。口径は8.6mm。弾薬は.338 Lapua Magnum。

スコープ

AMS
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NATO軍で使われる。予備としてレッド ドットを上部に搭載。ミル ドット。倍率は3-10倍。2,000mまで対応。

DH 5-20×26
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ロシア軍で使われる。ミル ドット。倍率は5-20倍。

M8541/A
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アメリカ海兵隊で使われる。ミル ドット。倍率は3-12倍。

Mk.4 ER/T 3.5-10x M3/Mk.4 ER/T 3.5-20x M5
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ミル ドット。倍率はM3が3.5-10倍。M5が3.5-20倍。

S+B 3-12×50 PM II/S+B 5-25×56 PM II
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ミル ドット。倍率は前者が3.5-12倍、後者が5-25倍。

その他

計算ツール各種
後述しますが射表やMicroDAGR、Vector21を始めとするレンジファインダー、Kestrel 4500、観測用スコープ等の観測・計算ツールで高精度な射撃を実現します。
二脚
銃のアタッチメントとして装着できる必需アイテム。あると無いでは大違い。
土のう
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土がある地面の上で、セルフ インタラクションから装備から作成可能。依託射撃で銃の安定性に寄与できるほか、防弾性能も。

SSWT
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持ち運べる三脚。土台が安定していればどこでも設置でき、依託射撃ができるように。

射撃

狙撃体勢

最も安定する射撃体勢を使うことで、命中精度を向上できます。出来る限り安定度の高い体勢を取ることが重要です。

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まず使うべきなのは伏射です。暴露率が低く、呼吸や装備の重量による影響を受けにくいため、銃が安定します。また二脚やバックパックをつかうと更に安定性が向上します。

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次に膝射です。できるだけ銃を安定させるよう、SSWT キットを使ったり、車や観測手を使います。

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最後に立射です。最も安定性が悪く、隠蔽もできません。木や壁などを使い射撃します。

ミル

ミル (mill) は角度の単位で、円周360度を6400で等分した角度です。1ミルは1000メートル先で1メートルになります。多くのスコープはミル ドットという照準線を使用していて、対象の大きさから距離を割り出したり、風による弾道の偏差へ対処するために使えます。

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大抵のスコープはこのような照準線です。アメリカ陸軍はドットが真円ですが、アメリカ海兵隊は楕円であり、見方が微妙に違います。またメーカーごとに違いがあるので、詳細はスコープのマニュアルを参照してください。

なおミル ドットは、モニターのネイティブ解像度で精確に表示されます。例えば1920×1080がネイティブで、ゲーム内で1280×720ではミル表示がずれます。

目標への射撃

目標に高精度な射撃をするために距離の計測、環境による影響を考慮することが重要です。これらは一撃必殺を確実にさせる要素でもあります。ここではAtragMXを使った最も簡単で、素早く精度の高い射撃方法を紹介します。

距離の計測

まず初めに距離を測ります。それには即座に対象までの直線距離を計測できるVector 21といったレーザーを使ったレンジファインダーを利用します。双眼鏡を持つBキーで持ち替え、RまたはTキーでレーザーを照射し、距離を出します。

なおレンジファインダーは見通し距離だけ取得します。つまり現位置から目標までの高低差分だけ誤差が生まれるため地図から高低差を取得し、計測した距離に差し引きしますが、ここではAtragMXがその役割を持ちます。

レンジファインダーにはいくつか種類があり、レーザー バッテリーを必要とするゲーム標準の物や、RHS MOD製のLerca 1200 RangefinderとPDU-4、CUP製のVector21 NiteとLRTVがありますが、いずれも操作はほぼ同じです。しかしAtragMXとの互換性が重要なので、ACE3 MODのロゴが付いているVector 21/Bの使用を推奨します。

ここでは精確な目標までの距離と位置を取得するために、MicroDAGRを使用します。

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Vector21/BとAtragMXを持った状態でMicroDAGRに接続するには次の手順です。

  1. MicroDAGRをHomeキーで開き、メイン メニューを選択した状態でEnterキーを押す
  2. 左下の接続メニュー、Connect Toを左クリック
  3. Vector 21/Bに持ち替え、TABとRキーを同時押しする
  4. データ欄で諸元を取得できているか確認する

これで目標の高度や距離、高低差がMicroDAGRとAtragMXへ送信されました。

ミルから割り出し

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双眼鏡やスコープに描かれているミルも使えます。あからじめ対象となる物体の大きさがわかっていれば、公式の距離=対象の大きさx1000/ミルに当てはめると対象までのおおよそ距離を算出できます。

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例えば、スコープで捉えた人間 (平均身長の1.7m)が5ミル程度の大きさで見えています。これを計算すると1.7×1000/5=340なので、340メートルであると分かりますが、これは目安であり精確な距離ではありません。

狙撃において最も大きな問題は風です。風は弾道へ強い影響を及ぼし、射程が増えるほど影響が強くなります。そのため風の強さや方向を把握する必要があります。

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最良とされる方法として時計に見立てる方法があります。これは自分の位置を時計の中心とし、3時から9時方向に風が吹いているという判断をする方法です。

風の状態

マルチプレイにおいてサーバー側でアドバンスド バリスティックが有効化されていない場合は、Description.exeに別紙のコードを記述してミッション側からアドバンド バリスティックを有効化します。なおサーバー設定で10のクラスにあるforceが0になっている事をサーバー管理者へ確認してください。

弾道に影響を及ぼす風の状態を計測するには、Kestrel 4500というツールをインベントリ (ユニフォームかベストに) で持ったあと、セルフ インタラクション メニューから装備を選び、Kestrel 4500を選択します。なおキー設定 (アドオンの設定からACE3 装備) で開くことも可能です。

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装備から開いたら、目標の方向を向いたままKestrelの下矢印キーを押してUser Screen 1を表示し、方位と高度、風速 (m/s) をメモします。続いてもう一度。下矢印キーを押してUser Screen 2を表示し、温度と湿度、大気圧をメモします。これらの情報は後述するAtragMXに必要なためです。

調整

撃つ前に得られた値をAtragMXに入力します。AtragMXは大気条件や銃の諸元、弾薬、射程距離、初速、銃口初速、それに加えてコリオリとスピン ドリフト効果を計算するアイテムです。なおMicroDAGRとVector 21を間を接続している場合は、Vector 21で取得した諸元が自動的にAtragMXへ反映されます。

AtragMXと射表をインベントリ (ユニフォームかベストに) に持ったあとセルフ インタラクション メニューから装備を選び、AtragMXを選択すると操作できます。なおキー設定 (アドオンの設定からACE3 装備)で開くことも可能です。

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ミッションが始まったときに、設定をおこないます。射表を参考に、AtragMXで計算する弾薬と銃の諸元を標準値として入力します。ここではM40A5を使った手順です。

  1. 射表を開き使用する弾薬と①ゼロイン距離、②ライフル転度、③ボア高を確認。
  2. Gun Listをクリックし、使用する④弾薬 (ここでは7.62x51mm M118 LR) を選択してOpen Gun Listをクリック
  3. 右上にあるEを選択してイギリス単位に変更
  4. Boreに③ボア高 (2.1) を入力、Rifle Twistに②転度 (12) を入力してDoneを選択
  5. 右上にあるMを選択してメートル単位に変更
  6. Gunカラムにある、⑤Muzzle Velocityと①Zero Rangeを射表に書かれた数値に更新をして、Doneを選択
  7. (この時点でMuzzle Velocity欄は自動的に更新されます。また特定の弾薬が射表に表記されている場合は、そちらを優先してください。)

  8. Gun Listをクリックし、Save GunとDoneを選択する

狙撃位置についたら再びAtragMXを開き、諸元を入力します。

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  1. AtragMXを開きAtmsphrをクリック、Kestrel 4500のUser Screen 2で表示された温度と湿度、大気圧を入力してDoneを実行
  2. Gunカラムで新しい初速を確認
  3. Targetをクリック、Latitudeにマップの緯度を参照して入力、Dire of Fireに目標までの方位を3桁で入力
  4. Atmsphrをクリック、Kestrel 4500のUser Screen 1で得た風速と時計法で見立てた場合の風向を入力、Inclination Angle、Target Speed、Target Rangeが反映されていることを確認しDoneを実行
  5. 画面の下側にあるHold欄を参照し、スコープを弾きだされたエレベーション (Elev) とウィンデージ (Wind) になるよう合わせる
  6. 息を整え発射
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スコープの調整はPage Up/Downキーで0.1ずつ、Shift + Page Up/Downで1ずつ上下に動き、Ctrl + Page Up/Downで左右に調整できます。

Gun Listに無い弾薬を使用する場合はコンフィグを参照して新たに追加する必要があります。方法はこちらを参照してください。

偏差射撃

射線内を歩行または走っている人を移動目標と呼び、もっとも当てるのが難しい目標です。横移動している目標を狙うには、弾が目標の到達予想地点へ飛ぶように偏差 (リード) を取ることが必要です。どうやって必要なリード量を出すかを記述します。

目標の速度と角度

移動目標が動いているときは特徴的な仕草や外観があり、そこからおおよその速度を判別します。例えば歩行や駆け足状態の人は、明らかに体勢が違うので射手はすぐさま必要なおおよそのリード量を決定できます。さらに目標がどの方向へ移動しているかによって、詳細なリード量が予想できます。

移動目標が弾道に対して垂直に位置している場合は、弾道線上を移動している目標よりも長い飛翔時間が必要になります。次の方法で狙撃チームの前を移動している目標までの角度を判別します。

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  • フル リード。目標の体の横側と腕が一本だけ見えているとき、目標は90度程度の角度を向いていることが分かります。その場合はフル リードを取ります。
  • ハーフ リード。目標の体の三分の一と腕が二本見えているとき、目標は45度程度の角度を向いていることが分かります。その場合はハーフ リードを取ります。
  • リード無し。目標の体が完全で腕が二本見えているとき、目標はこちらかあちらを向いており、リードを取る必要がありません。

目標までの距離

目標まで遠くなるほど銃弾が飛ぶ時間も長くなります。そのため遠ければ遠いほど必要なリード量が増加します。

風による影響

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もっとも気をつけるべきなのは、弾道は風によって変化するということです。画像のように風向と目標の方向が同じならば、リードから風の分を引きます。相殺しているならば、風の分を加えます。

そしてリードは、ミル スケールのスコープによりおこないます。なぜならば1/4ごとにリードの増減が可能ですし、通常の照準線のように動作するからです。リードしながら照準し、決めた照準線に目標が重なったら射撃するだけになります。

リード量

距離や弾薬によりリード量は変化しますが、以下の表は推奨されるリード量 (ミル ドット単位) になります。なお通常、365メートル以上の移動目標に対しての射撃は命中確率が低いため、援護がある場合に限り射撃します。

距離 (m) 歩行 (3.2 km/h) 駆け足 (5.6 km/h) 早駆け (8 km/h)
100 目標の端 7/8 1 3/4
200 7/8 1 1/4 1 3/4
300 1 1/8 1 3/4 2 1/4
400 1 1/4 1 3/4 2 1/2
500 1 1/2 1 3/4 2 1/2
600 1 1/2 2 1/4 3
700 1 1/2 2 1/4 3
800 1 1/2 2 1/2 3
900 1 3/4 2 1/2 3 1/2
1,000 1 3/4 2 1/2 3 1/2

なお使用する弾薬と銃に合わせたリード量は射表に記載されています。

トラッキング

トラッキングは推奨される射撃方法で、目標の動きと一緒にリードを維持しながら照準を動かし射撃します。射撃のときは銃と体を目標と一緒に動かせるようにしておきます。

トラッピング

トラッピングは移動目標に対して交戦時の代替手段です。目標に対して正しい速度と距離のリードを取り、決めた照準線に目標が重なると射撃します。射撃のときは銃と体を動かす必要はありません。ただし射手は目標ではなく照準線のみに集中します。この射撃方法は目標が決められたパターンで歩いていたりするときに最適です。

これらはひとつの方法なので、トラッキングとトラッピングの組みあわせも有効な手段と言えます。

フィールド テクニック

移動

任務を達成するために、目標まで交戦できる位置や観測できる位置まで移動しなければいけません。そのため、作戦地域に馴染むギリースーツといった偽装と迷彩を選択します。また開けた位置や敵の位置、および敵の観測下にあるべき地域を避け、遮蔽と隠蔽を最大限に活用する経路を選択します。このとき道路は使わず、沼や濃い森など難しい地形を選択するべきです。それに狙撃チームは誰にも見られないようにするべきで、歩兵部隊よりも動きが遅くなります。ただ隠密状態は安全を意味します。

以上の点を踏まえると、移動する時の注意点はこのようになります。

  • 常に敵の観測下にあると仮定する
  • 1cm、1mずつ歩くようゆっくりと移動する
  • 木や茂み、高い草から頭を出して動かない
  • 全ての動きを計画する
  • 止まり、見て、聞く
  • 銃声や爆発音、航空機の音、風など敵の注意を引き、チームの動きを隠すものを聞く

狙撃位置

狙撃位置は作戦の計画段階において計画され、最終的に現地で位置が選定されます。狙撃チームは任務を受領すると、計画段階で複数の暫定狙撃位置を立てます。そして地形図や航空写真、偵察情報を元に最終的な位置を決定します。考慮点は次のとおりです。

  • 目標がいる地域を最大まで観測でき、射撃できる
  • 敵の観測からの隠蔽
  • 位置まで秘匿された経路
  • 敵の位置から300メートル以上離れた位置
  • 位置と目標がいる地域との間に、自然または人工的な障害物がある

そして狙撃位置として避けるべき点は

  • 目立つ地形や山頂
  • 孤立した物体の近く
  • 曲がりくねった道路や末端、道、河川
  • 人の多い場所

なお狙撃位置への移動中に目標を発見する必要がありますが、それらに対して交戦はするべきではありません。隠密行動でよく見渡せる観測位置、脱出経路、後方の安全を確保したところを狙撃位置とします。

市街地での狙撃位置

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これまでは野外での行動を前提としていましたが、市街地では大きく変わります。狙撃チームは室内や階段という狙撃には理想的な選択肢が生まれ、敵の進行を停止できます。ただし、同じ位置から連続して射撃することは避けなければいけません。

家屋から射撃するときは、2 階が最適です。通行人から発見されにくく、死角が少ないためです。また窓は最も最適な銃眼になります。それにテーブルへ武器をおいて安定化もできます

標定

狙撃チームの求められる役割として、作戦の支援や高価値の目標を選定し、高精度な射撃で排除するということがあります。無駄弾を使い、無用な戦闘を避けるためにも目標の選定が必要です。高価値な目標として、士官、下士官、偵察、重火器、戦車長、通信手、狙撃手が挙げられます。また発見した目標を目標間の距離、数などで分類し、優先順位を決定します。例です。

  • 明らかに目標の身分が分かる。高価値かどうかを判別するには、双眼鏡を持っているかや無線機など他の兵士と装備が明らかに違うなどが上げられます。また部隊の陣形へ明確な指示が与えられていない場合、末端の兵士は指揮官の周りへ雫のように集まっています。
  • 重要度の高い兵士。敵の対空火器を持った兵士や、リーダーといった指揮職が失われた場合、大きな効果を与えられるためです。
  • 任務全体に与える影響。狙撃チームは情報の収集という任務を兼ね備えており、交戦を開始すると位置を変更する必要が生まれ情報を集められない可能性が生まれます。
  • 初弾で命中可能か。目標までの距離や風、視認性、目標の反撃を考慮し、初弾命中できるという確信を持つ。
  • 距離。800メートル先の人を目標とした場合、特別な理由がない限りリスクを負うべきではありません。また敵の狙撃チームに発見されるのを防ぎ、敵を効果的に排除しながらミス ショットが少ない600メートル程度の敵を狙います。
  • 複数の目標。目標に向かって一度の射撃で発砲する回数を考慮し、特に重要でない高い目標と交戦を避けリスクを減らします。

発見

目標を見つけるには、静止しじっくりと観測します。移動中の物体は簡易な捜索で見つかりますが、戦場によくありがちな偽装された物体は、ごく自然に敵の監視所や射撃位置を秘匿します。ですが非常に慎重に検索すると、発見できます。物体や装備の外観をよく見て、自然に適さない物体を注視します。また機械音や射撃音をよく聞くことが重要です。

目印

狙撃チームは可能な限り、目標に対してお互いが正確に認識しなければいけません。効率の悪い例として、

観測手 「何か見つけた」
狙撃手 「どこ?」
観測手 「あそこの右」
狙撃手 「どこの右?」
観測手 「あそこの大きな木のところ」
狙撃手 「どの木?」

ところが目印を付けておくと混乱を防ぎ、簡単に判別できます。例です。

観測手 「目標、セクターA、納屋の扉、800メートル」
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目印は地形や建物を中心とし、認識を一致させます。画像やスケッチを使ってセクター式にすると、すぐに分かります。狙撃手が覚えきれない場合は、最も目立つ物に集中します。

参考:
イラストでまなぶ! 現代のスナイパー 基礎編
イラストでまなぶ! 現代のスナイパー 実戦編
U.S. Department of the Army. 1994. Field Manual 23-10: Sniper Training, Washington, D.C.: U.S. Department of the Army.
U.S. Department of the Army. 2003. Field Manual 3-05.222: Special Forces Sniper Training and Employment, D.C.: U.S. Department of the Army.
U.S. Department of the Navy. 1984. Marine Corps Tactical Publication 3-01E: Sniping, DEPARTMENT OF THE NAVY, HEADQUARTERS UNITED STATES MARINE CORPS, WASHINGTON, D.C. 20380
Dslyecxi. Techniques, & Procedures for Arma 3 (TTP3)


装備

武器

M2010 ESR

アメリカ軍で使われるボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬はM118 Long Range。

M40A5

アメリカ軍で使われるボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬はM118 Long Range。

Mk11 Mod 0

NATO軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62×51mm NATO。

ASP-1 Kir

CSAT軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は12.7mm。弾薬は12.7x54mm。

AS-50

イギリス軍とアメリカ軍で使われるセミ オートマチック式の狙撃銃。口径は12.7mm。弾薬は12.7x99mm。

Cyrus

CSAT軍で使われるセミ オートマチック式の狙撃銃。口径は9.3mm。弾薬は9.3×64 mm。

CZ-550

ボルト アクション式の猟銃。口径は9.3mm。弾薬は9.3×62mm Mauser。

CZ-750

チェコ陸軍で使われるボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

DSR-1

ボルト アクション式の狙撃銃。口径は.300 Winmag。弾薬は7.62x51mm NATO。

G3SG1

ドイツ軍などで使われたセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

HK M417A2 20″/G28E2/3

セミ オートマチック式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62×51mm NATO。

Karabiner 98 Kurz

ドイツ軍などで使われたボルト アクション式の小銃。口径は7.92mm。弾薬は7.92x57mm。

KSVK

ロシア軍で使われる狙撃銃。口径は12.7mm。弾薬は12.7x108mm。

L115A3/G22

イギリス軍で使われるのボルト アクション式の狙撃銃。口径は8.6mm。弾薬は.338 Lapua Magnum。

L118A1

イギリス軍で使われるのボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

L129A1

イギリス軍で使われる式のセミ オートマチック式の狙撃銃。口径は12.7mm。弾薬は12.7x99mm NATO。

L135A1/M107/M82A1/G82

イギリス軍とアメリカ軍で使われる式のセミ オートマチック式の狙撃銃。口径は12.7mm。弾薬はM33、Mk 212 12.7x99mm NATO。

L86A2

イギリス軍で使われる式のセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は5.56mm。弾薬は5.56x45mm NATO。

Lee-Enfield

イギリス軍で使われた式のボルト アクション式の銃。口径は7.7mm。弾薬は7.7x56mm。

Noreen “Bad News” ULR

NATO軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は8.6mm。弾薬は.338 Lapua Magnum。

M14 EBR-RI/Mk14 Mod 1 EBR

FIAとNATO、アメリカ軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

Mk12 SPR

アメリカ軍で使われていたセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は5.56mm。弾薬は5.56×45mm NATO。

Mk17 Sniper/Mk20 mod 0

アメリカ軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62×51mm NATO。

Mosin Nagant M38

ソ連軍で使われていたボルト アクション式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62×54mm。

Mk17 Sniper/Mk20 mod 0

アメリカ軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62×51mm NATO。

MXM

NATO軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は6.5mm。弾薬は6.5×39mm NATO。

PSG-1/A

ドイツ軍で使われるセミ オートマチック式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

QBU-88

CSAT中国軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は6.5mm。弾薬は6.5×39mm。

SIG-556

NATO軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

SR-25

アメリカ軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x51mm NATO。

SVDM/S

ロシア軍で使われるセミ オートマチック式の狙撃銃。口径は7.62mm。弾薬は7N1。

VS-121

CSAT軍で使われるセミ オートマチック式の選抜射手銃。口径は7.62mm。弾薬は7.62x54mm。

VSS Vintorez

ロシア軍で使われるセミ オートマチック式の特殊狙撃銃。口径は9mm。弾薬は9x39mm。

スコープ

Leupold VX-3 4.5-14x50mm

ミル ドット。倍率は4.5-14倍。

LRPS

NATO軍とCSAT軍で使われる。ミル ドット。倍率は6-25倍。

Schmidt and Bender 3-20×50

ミル ドット。倍率は3-20倍。

Accupoint TR20

G3とPSG-1で使われる。トライアングル ポスト。倍率は3-9倍。

DMS

CSAT軍で使われる。予備としてレッド ドットを上部に搭載。SVDタイプ。倍率は2-4倍。

Kahlia

CSAT軍で使われる。予備として照準器を上部に搭載。ミル ドット。倍率は5-11倍。

Leupold Mark 4 10x40mm LR/T

ミル ドット。倍率は10倍。

Leupold Mark 4 MR/T

ミル ドット。倍率は2.5-8倍。

MOS

AAF軍とNATO軍で使われる。ミル ドット。倍率は2.5-5倍。

Schmidt and Bender 1.1-4×20 PM ShortDot/Shortdot

レッド ドット サイトとスコープを兼ね備えている。CQB。倍率は1.1-4倍。

Schmidt and Bender 3-12×60 PM II

ミル ドット。倍率は3-12倍。

Zeiss 6-24×72

ミル ドット。倍率は6-24倍。

Zeiss Diavari

G3とPSG-1で使われる。ミル ドット。倍率は1.5-6倍。

ミッション用コード

class ACE_Settings {
class ace_advanced_ballistics_enabled {
    value = 1;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
};
class ace_advanced_ballistics_simulateForSnipers {
    value = 1;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
};
class ace_advanced_ballistics_simulateForGroupMembers {
    value = 0;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
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class ace_advanced_ballistics_simulateForEveryone {
    value = 1;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
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class ace_advanced_ballistics_disabledInFullAutoMode {
    value = 0;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
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class ace_advanced_ballistics_ammoTemperatureEnabled {
    value = 1;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
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class ace_advanced_ballistics_barrelLengthInfluenceEnabled {
    value = 1;
    typeName = "BOOL";
    force = 1;
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class ace_advanced_ballistics_bulletTraceEnabled {
    value = 1;
    typeName = "BOOL";
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class ace_advanced_ballistics_simulationInterval {
    value = 0.30;
    typeName = "SCALAR";
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class ace_advanced_ballistics_simulationRadius {
    value = 3000;
    typeName = "SCALAR";
    force = 1;
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